魔法なしで Hermes Agent を導入するための実践ガイド
Windows 環境で Node.js、Codex、WSL、Ubuntu を順番に整えながら、Hermes Agent と Weixin ゲートウェイまでつなぐ手順を日本語で整理したガイドです。
このガイドの狙い: できるだけ余計な遠回りをせず、Windows で Hermes Agent を起動し、最後に Weixin ゲートウェイまでつなぐところまでを一気に通します。
この手順は、Hermes を「とりあえず起動する」だけでなく、あとで困ったときに自分で切り分けられるように、準備と確認を順番に並べ直したものです。
1. 先に準備するもの
開始前に、Hermes のオフラインパッケージ、Node.js、npm、Codex、そして利用可能な Base URL と API Key をそろえておきます。あとで足りないものが出ると途中で止まりやすいので、最初に確認しておくのがいちばん楽です。
オフラインパッケージの案内: 離线包をダウンロード
2. Node.js をインストールする
ステップ 1: Node.js 公式サイトを開く
ブラウザで node js を検索し、公式サイトから Windows 版を取得します。非公式ミラーは避けたほうが安全です。
ステップ 2: ダウンロード画面へ進む
公式サイトのダウンロード入口を開きます。
ステップ 3: Windows 用インストーラを取得する
安定版の Windows インストーラを選びます。
ステップ 4: インストーラを実行する
ダウンロード後は通常どおりインストールを進めれば十分です。
ステップ 5: PowerShell で確認する
インストール後、PowerShell で node -v と npm -v を実行し、バージョンが返ることを確認します。
3. 先に Codex を入れておく
Codex は Hermes の必須依存ではありませんが、導入中にエラーが出たときの切り分け役としてかなり役に立ちます。先に入れておくと、後半で詰まったときの復旧が早いです。
ステップ 6: Codex のオフラインファイルを確認する
hermes-offline ディレクトリにあるインストーラ一式を確認します。
ステップ 7: インストールスクリプトを実行する
install-codex-windows-x64.cmd を実行します。
ステップ 8: Codex が起動できるか確認する
ヘルプ表示または起動ができれば、最低限の導入は完了です。
ステップ 9: 初期設定を済ませる
run-codex-setup.cmd を実行し、基本設定を通しておきます。
ステップ 10: SuperAIAPI で接続情報を用意する
Hermes 側であとから使う Base URL と API Key を発行します。今回の例では https://superaiapi.com/v1 を接続先として使います。
ステップ 11: Codex から最低限の確認をする
設定後はいったん最小化して待機させておき、トラブル時の相談先としてすぐ使える状態にします。
4. WSL と Ubuntu を準備する
この無魔法構成では、Windows 上で最終的に Ubuntu 環境を使って Hermes を動かします。
ステップ 12: WSL のインストーラを実行する
まず WSL のランタイムを入れます。
ステップ 13: Windows 機能を有効化して再起動する
PowerShell で dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart を実行し、その後に再起動します。
ステップ 14: Ubuntu をインストールしてアカウントを作る
wsl --install -d ubuntu を実行し、案内に従って Linux ユーザー名とパスワードを作成します。
5. Hermes Agent 本体をインストールする
ステップ 15: Hermes のインストールスクリプトを実行する
install-hermes-agent スクリプトを起動します。
ステップ 16: 処理完了まで待つ
依存の展開が終わったら、案内に従って終了します。
ステップ 17: Ubuntu を開く
スタートメニューから Ubuntu を起動し、ここから先の Hermes 設定を続けます。
6. Hermes のモデル入口を設定する
ステップ 18: hermes を実行する
初回起動では、まだ provider と API Key が未設定だと案内されます。ここからセットアップに入ります。
ステップ 19: custom endpoint を選ぶ
組み込みプロバイダではなく、自分の OpenAI 互換エンドポイントを使う構成です。
ステップ 20: Base URL と API Key を入力する
先に用意した SuperAIAPI の接続情報をそのまま入れます。
ステップ 21: モデル名に gpt-5.4-mini を指定する
日常利用の体験とコストのバランスがよく、最初の運用には扱いやすい選択です。
ステップ 22: 後続質問では skip を選ぶ
追加設定が不要な項目はスキップで進めます。
ステップ 23: y を入力して TUI を起動する
ここまで来れば、Hermes の対話画面へ入れます。
ステップ 24: 実際に応答できるか確認する
モデル名が正しく表示され、簡単な問いかけに返答できれば接続は成功です。
7. Weixin ゲートウェイをつなぐ
ステップ 25: hermes gateway setup を実行する
TUI を抜けたら、ゲートウェイ設定へ入ります。
ステップ 26: Weixin を選ぶ
接続先プラットフォームとして Weixin を選択します。
ステップ 27: 認証リンクをブラウザで開き、WeChat でスキャンする
表示されたリンクをブラウザに貼り、QR コードを WeChat で読み取ります。
ステップ 28-29: 権限画面では案内どおり allow all を選ぶ
権限が足りないと返信ルートが不完全になるため、チュートリアルどおりに許可して進めます。
ステップ 30: WeChat 側で返信を受け取る
実際に Hermes から返答が届けば、ゲートウェイ連携は完了です。
8. 最後にコストも確認する
運用を始めたら消費明細も確認しておくと安心です。今回の構成では、日常用途なら比較的低コストで回しやすく、特に gpt-5.4-mini は使い勝手が良いです。
まとめ
この手順で重要なのは、Node.js → Codex → WSL/Ubuntu → Hermes → ゲートウェイ の順番を崩さないことです。順番どおりに進めれば、途中で問題が出ても戻る場所がはっきりしているので、かなり進めやすくなります。